【Q&A】闇金と消費者ってどちらから近づくものなのですか?

Qちょっと洋服を買いすぎたという月に、食費が足りなくなったのでカードローンを利用しました。それ以来、夫の収入からもらう生活費と自分のパート代、それからカードローン利用が生活の中に当たり前の世に組み込まれています。今は、この三つがバランスが取れてるというか、滞納もなくなんとかやって行けてるんですけど、ここに急な冠婚葬祭などが入れば、突然借金が増える事になります。そうなると、自分が借金を増やしていく想像が最近つくようになったというか…そんな自分の未来が心配なんですけど、闇金と消費者ってどっちから近づくものなのですか。闇金から近づいて来るのなら実家の母にでも相談してなんとかカードローンの部分を払ってもらうしかないと思ってるんですけど…。

Aどちらから近づいて来るって…何を心配してるんですか?僕には全然意図が見えませんけど。ネット上で借金できるところをたくさん検索してたら、ヤミ金融に誘導されるようなホームページにも出くわします。そこは簡単にお金を貸してくれるように書いてあります。ですから、簡単にお金を借りたいと思ってる人なら、ちょっとだけクリックしてみた。ちょっとだけ連絡してみた。結局借りた。て事になるから、両者が引き寄せたといってもいいんじゃないの?

ネットサーフィンしてると、その人が検索したものや、それ関連が次々と関係ないホームページを観てても出てくる時代だからね、どっちから近づくかと聞かれたら、双方が近づいて来るんだろうって話だよ。闇金側は消費者のそんな心理も突いてる気がするよね。そういう依存関係が成立してるんじゃないのかな。闇金が近づいて来るなら怖い怖いと思う前に、正しく返済できることに頭を使った方が賢明だと思う。それか、正規の消費者金融を装って闇金が近づいて来る心配なら、自分がそういうところを選ばなければいいだけのことでは?

大手の消費者金融だけを利用してれば、そんな心配は無用でしょう。闇金は、登録業者を名乗るところもあれば、登録業者でもブラックに貸付けるという会社もあります。登録業者以外は闇金ということになるから、それを調べるのは金融庁のホームページでもわかるし、都道府県に問い合わせてもわかる。何かに任せきりじゃなくて、自分で自分の身を守るのが大人だと思うけどな。

闇金と消費者は一度つながったらその関係は切れないものですか

ヤミ金と切っても切れない縁になるかどうかは本人次第です。世の中にはたくさんの貸金業者が居るのです。その中で、闇の金融会社に借入をしようとするのですから、一般的な銀行や消費者金融では借入ができない人と考えるのが妥当でしょう。そのような人は、銀行で借り入れられなくてあきらめず消費者金融に行く、そして消費者金融で借りられなくなり、その次を探したということです。ここでダメならもう借りるところはない。と思えない人は、闇金と一度つながったら、その縁を切るのは困難だと思われます。

一生借金を背負う人生を歩く方に思えます。地獄とまではいかないと思います。なぜなら借金に借金を重ねながら生きる人は、感覚が麻痺してますから、返済しながら生きるのが当たり前になります。人間は順応する生き物です。良いことにも悪いことにも順応します。ですから借金に麻痺して生きている人、これが多重債務者の大半です。ですから、親戚のためにお金が借りたいとか、ローンの一本化で少し楽になり、気持ちが大きくなる人、見栄っ張りも治りません。しょうがないです。根っからの多重債務者なのですから。

ヤミ金と一度つながっても、その関係を切れる人はいます。ですが、多重債務者にまでなって、また新たな借金をする人は一生縁は切れないでしょう。理由がどうであれ、”借り入れる理由”が欲しいだけなのです。自分で気がついてもらいたいところなのですどね。闇金にまで行く人、多重債務者となる人は、借金をする理由が欲しい人なのです。自分の手で稼いで、そのお金が全部自分の使えるお金になった時の充実感よりも、人から借りて手にしたお金の方がより幸せに思えるということなのでしょうか。

もちろん、人の借金を肩代わりしている人や、騙された様な可哀相な方もいらっしゃいます。そのような方は別としても、多重債務者の傾向は同じだということはわかってきました。借金依存もアルコール依存も人間の依存関係も根底は同じで、それがなければ生きられない人ということです。
ヤミ金は、携帯電話番号で営業しています。当然登録業者ではありません。しかし、登録業者を名乗る場合もあります。もちろん嘘です。登録業者ではないからヤミなのです。待ち合わせも、車中やファミレスなどです。どう考えてもおかしな場所です。一度きちんと返済しても、返済してくれる客をヤミ金が手放すわけないと思うのがいいかもしれません。

寂しい人の心の隙間に入るくらい闇金融は簡単なのではないでしょうか。たぶん、そのような人の心の隙間に滑り込むことは容易なことなのだと思います。それ程借金を繰り返す人の心のガードが緩いのです。ごまかしていた心に正直になってみてください。自分の心に正直になれたら、借入をする理由を作っている自分に気がつきませんか?

閉じる